被災者になりました

謎のプリン語る。
プログラミングの役立つ情報とか、どうでもいい雑談とか書いてます。
一人書く人増えました。

被災者になりました

みやびプリン 500 316

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どうも、もれなく北海道で被災したみやびプリンです。
このブログも何人見てるわからんけど、とりあえず安否報告。
というか、被災して、食い物もまともにないのに、ネットしてブログ書くなんていいご身分です。
叩かれるw

さて、実は、ちょうど地震が起きた時、まだ仕事してましたw
ビルのちょっと上の方の階なので、まぁ揺れました。
揺れ収まってから、機材を確認しましたが、全部無事。
ほっと一安心して、
さすがに、地震きたし、逃げよう思って、帰り支度にデータをGitにプッシュしてしてる途中で、
停電が。PCも含め全部落ちました。

まじで、うわぁああぁあぁ・・・!!!!ってなりました。
(心配すんのそこかよ)

しゃーないので、ひとまず避難することに。
会社の施錠は電子錠でしたが、無停電電源装置で動いていたため、無事脱出。

街に出ると、そこには幻想的な景色が。
あの札幌が、眠らない街が、真っ暗ではないか・・・!
不謹慎ながら、ちょっとテンション上がってました。
ですが、信号も止まっていたので、とにかく車が危なかったという。

帰宅中、時間が時間でしたが、家族や友人などの安否を確認していきましたが、
みんな無事っぽい。

そこで、水が出なくなるかもしれないから、風呂桶に水貯めといた方がいいよ!との注意が流れてきましたが、
嫌な予感がしました。
なので、帰りに速攻でコンビニに寄り、物の確保に。
なんとコンビニの定員さんは、健気にも手書きで、清算に当たっていました。
お釣りは出ないですが、いいですか?と言いつつ、紙に、物と値段を記載している、店員さん。
大変だなと思いつつ、入ってくるお客さんも、そうだよね、大丈夫、など声をかけている。
みんな必死だが、理解をしあえるっていうのは、悪くないな、と感じました。
様々考え、手に入れたのは、水、保存の効く食べ物、ポータブルの携帯充電器、電池でした。
地震直後で、何より夜中だったため、ギリギリ品切れになる前にそれらを入手。
ちょっと、仕事がきつい締め切りで、いやなっちゃうなと思ってましたが、こんな時間まで働いていたからこそ、
すぐに店に走れたんだと思うと、仕事をさせてくれた会社に感謝しました。
(いやほんとに)

さて、案の定、家に着くと、「やっぱり水が出ない・・・」となりました。
それもそのはず、札幌含め、多くのマンション等のビルディングの高階層では、水をポンプで汲み上げており、
電気で動いているため、水は停電で即アウトなのです。
先々週かに、雷の影響でウチのマンションだけが停電したので、それを知っていました。
街の景色とか非日常楽しんでる場合じゃないなとは思いましたが、
釣りに使ってるヘッドライトを使って寝る用意をして、その日は就寝。

明けて、シャワーは当然浴びれないので、買った水を使って、歯と顔だけ洗って、
昨夜に、買いそびれた、カロリーメイトと水の追加を買おうと、家を出るも、
当然どのコンビニ、スーパーも長蛇の列でした。
とにかく狸小路のドンキホーテはやばかった。
店外はもちろんのこと、狸小路四丁目中に二、三重の列並んでたもん。
まぁ、そうなるよね・・・と思いつ、半ば諦め気味でしたが、水がまだ残っているコンビニを発見。
そこではカロリーメイトもまだ置いているではないですか!
抱えて購入し、ふと、会社で、お菓子やらカロリーメイトが社内で販売していることを思い出し、
出社してみることにしました。
いや、自分がほしかったからではなく、可能な限り、社内の人たちで分け合えないだろうかと思ったんですよ、ええ。
行くと、会社の上役の方一人と、他部署の部長さん二人が来ており、様々情報交換してましたが、
どこも、断水が始まってたりなど、事態は進行していました。
その中で会社が備蓄していた、水が大量にあったため、
それをおすそ分けしてくれることに・・・。
やっぱこの会社入ってて、よかったと涙がでました。
サーバーの様子などを確認しましたが、ひとまず大丈夫そう。
各々帰宅することになりました。

行きもそうでしたが、帰りも街は騒然としていました。
何より、信号が全部点いていなかったので、とにかく車が危なかったです。
そこかしこで鳴り響くクラクション、救急車のサイレン。
そして、午前中やっていたお店も、どこも閉店になっており、
まさしく世紀末状態でした。

家に着くと、何もすることがなく、ひとまず、友達たちと、通信しあっていました。
こんな時、連絡しあえる人がいるのって、とてもありがたいことだな、と思いました。
多分一人だったら、絶望してたな、と思いますよ。
その中の一人と連絡すると、家にこないか?とのお誘いが。その家では、ひとまず水は通ってる、とのこと。
家では、一人暮らしの友人を数名集めており、居間でキャンドルを点けてパーティみたいな雰囲気にしていました。
ほんとにそいつはたくましいw
そのお宅では、一宿一飯させてもらい、感謝に尽くせない、一夜でした。

地震発生から翌日、その友人宅も電力が回復、テレビで映像で現状の情報を入手しましたが、
思ったより、他地域がひどいことになっているのに、愕然としました。
楽しんでるのを申し訳ないな、とも思い、これからを考えると、
やはり不安感が大きかったです。ですが、こうやって多くの友人、仲間がいる状況のおかげで、
本当に不思議と、絶望感がなかったのです。

友人に送ってもらい帰宅。僕の部屋も、電気、水が復活していることにほっとしました。
会社は当然のことながら、休みという連絡が入りましたが、
上司がサーバーの確認をしに出社すると言っていたのと、
データが無事か心配で(そこかよw)可能なら、仕事させてもらおうと、出社することに。
ほんと運がいいことに、全然データが無事だったのです。
少し作業させてもらい、退社しました。

街は、電気が復旧しつつあり、元の姿を取り戻してきていましたが、
相変わらず、どこの店もとにかく食料品は全滅していました。

今回の震災、地震自体の被害も相当なのですが、
一番は二次災害が大きかったのかなと思います。
地震発生から三日経った今でも、
物流が滞っている地域では(僕が住んでいるところ含めて)、いまだに食べ物がほとんどありません。
たった一日電気が通らないだけで、こんな状況になるなんて、思いもよりませんでした。
間違いなく、一番打撃を受けたのは、食料品を扱う人たちではないでしょうか。

備蓄食料も数が少なく、少しずつ食べていこうと思いましたが、
今までだらしなくも外食ばかりしてきていた、食生活に反省しました。
また、多くの仲間、友人、連絡が取り合えること、連携が取れることが、どれだけすごいことなのか、と実感しました。

東北の震災や、熊本の震災など、大災害を経験した地域では、多くの人が、生き方を見直したと、
言っていたのが、少しわかった気がします。

さて、大変なのはこれから。
物流が回復するまでは、油断せずしのがなければ。

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