被災者になりました

謎のプリン語る。
プログラミングの役立つ情報とか、どうでもいい雑談とか書いてます。
一人書く人増えました。

被災者になりました

みやびプリン 500 316

144 144

どうも、もれなく北海道で被災したみやびプリンです。
このブログも何人見てるわからんけど、とりあえず安否報告。
というか、被災して、食い物もまともにないのに、ネットしてブログ書くなんていいご身分です。
叩かれるw

さて、実は、ちょうど地震が起きた時、まだ仕事してましたw
ビルのちょっと上の方の階なので、まぁ揺れました。
揺れ収まってから、機材を確認しましたが、全部無事。
ほっと一安心して、
さすがに、地震きたし、逃げよう思って、帰り支度にデータをGitにプッシュしてしてる途中で、
停電が。PCも含め全部落ちました。

まじで、うわぁああぁあぁ・・・!!!!ってなりました。
(心配すんのそこかよ)

しゃーないので、ひとまず避難することに。
会社の施錠は電子錠でしたが、無停電電源装置で動いていたため、無事脱出。

街に出ると、そこには幻想的な景色が。
あの札幌が、眠らない街が、真っ暗ではないか・・・!
不謹慎ながら、ちょっとテンション上がってました。
ですが、信号も止まっていたので、とにかく車が危なかったという。

帰宅中、時間が時間でしたが、家族や友人などの安否を確認していきましたが、
みんな無事っぽい。

そこで、水が出なくなるかもしれないから、風呂桶に水貯めといた方がいいよ!との注意が流れてきましたが、
嫌な予感がしました。
なので、帰りに速攻でコンビニに寄り、物の確保に。
なんとコンビニの定員さんは、健気にも手書きで、清算に当たっていました。
お釣りは出ないですが、いいですか?と言いつつ、紙に、物と値段を記載している、店員さん。
大変だなと思いつつ、入ってくるお客さんも、そうだよね、大丈夫、など声をかけている。
みんな必死だが、理解をしあえるっていうのは、悪くないな、と感じました。
様々考え、手に入れたのは、水、保存の効く食べ物、ポータブルの携帯充電器、電池でした。
地震直後で、何より夜中だったため、ギリギリ品切れになる前にそれらを入手。
ちょっと、仕事がきつい締め切りで、いやなっちゃうなと思ってましたが、こんな時間まで働いていたからこそ、
すぐに店に走れたんだと思うと、仕事をさせてくれた会社に感謝しました。
(いやほんとに)

さて、案の定、家に着くと、「やっぱり水が出ない・・・」となりました。
それもそのはず、札幌含め、多くのマンション等のビルディングの高階層では、水をポンプで汲み上げており、
電気で動いているため、水は停電で即アウトなのです。
先々週かに、雷の影響でウチのマンションだけが停電したので、それを知っていました。
街の景色とか非日常楽しんでる場合じゃないなとは思いましたが、
釣りに使ってるヘッドライトを使って寝る用意をして、その日は就寝。

明けて、シャワーは当然浴びれないので、買った水を使って、歯と顔だけ洗って、
昨夜に、買いそびれた、カロリーメイトと水の追加を買おうと、家を出るも、
当然どのコンビニ、スーパーも長蛇の列でした。
とにかく狸小路のドンキホーテはやばかった。
店外はもちろんのこと、狸小路四丁目中に二、三重の列並んでたもん。
まぁ、そうなるよね・・・と思いつ、半ば諦め気味でしたが、水がまだ残っているコンビニを発見。
そこではカロリーメイトもまだ置いているではないですか!
抱えて購入し、ふと、会社で、お菓子やらカロリーメイトが社内で販売していることを思い出し、
出社してみることにしました。
いや、自分がほしかったからではなく、可能な限り、社内の人たちで分け合えないだろうかと思ったんですよ、ええ。
行くと、会社の上役の方一人と、他部署の部長さん二人が来ており、様々情報交換してましたが、
どこも、断水が始まってたりなど、事態は進行していました。
その中で会社が備蓄していた、水が大量にあったため、
それをおすそ分けしてくれることに・・・。
やっぱこの会社入ってて、よかったと涙がでました。
サーバーの様子などを確認しましたが、ひとまず大丈夫そう。
各々帰宅することになりました。

行きもそうでしたが、帰りも街は騒然としていました。
何より、信号が全部点いていなかったので、とにかく車が危なかったです。
そこかしこで鳴り響くクラクション、救急車のサイレン。
そして、午前中やっていたお店も、どこも閉店になっており、
まさしく世紀末状態でした。

家に着くと、何もすることがなく、ひとまず、友達たちと、通信しあっていました。
こんな時、連絡しあえる人がいるのって、とてもありがたいことだな、と思いました。
多分一人だったら、絶望してたな、と思いますよ。
その中の一人と連絡すると、家にこないか?とのお誘いが。その家では、ひとまず水は通ってる、とのこと。
家では、一人暮らしの友人を数名集めており、居間でキャンドルを点けてパーティみたいな雰囲気にしていました。
ほんとにそいつはたくましいw
そのお宅では、一宿一飯させてもらい、感謝に尽くせない、一夜でした。

地震発生から翌日、その友人宅も電力が回復、テレビで映像で現状の情報を入手しましたが、
思ったより、他地域がひどいことになっているのに、愕然としました。
楽しんでるのを申し訳ないな、とも思い、これからを考えると、
やはり不安感が大きかったです。ですが、こうやって多くの友人、仲間がいる状況のおかげで、
本当に不思議と、絶望感がなかったのです。

友人に送ってもらい帰宅。僕の部屋も、電気、水が復活していることにほっとしました。
会社は当然のことながら、休みという連絡が入りましたが、
上司がサーバーの確認をしに出社すると言っていたのと、
データが無事か心配で(そこかよw)可能なら、仕事させてもらおうと、出社することに。
ほんと運がいいことに、全然データが無事だったのです。
少し作業させてもらい、退社しました。

街は、電気が復旧しつつあり、元の姿を取り戻してきていましたが、
相変わらず、どこの店もとにかく食料品は全滅していました。

今回の震災、地震自体の被害も相当なのですが、
一番は二次災害が大きかったのかなと思います。
地震発生から三日経った今でも、
物流が滞っている地域では(僕が住んでいるところ含めて)、いまだに食べ物がほとんどありません。
たった一日電気が通らないだけで、こんな状況になるなんて、思いもよりませんでした。
間違いなく、一番打撃を受けたのは、食料品を扱う人たちではないでしょうか。

備蓄食料も数が少なく、少しずつ食べていこうと思いましたが、
今までだらしなくも外食ばかりしてきていた、食生活に反省しました。
また、多くの仲間、友人、連絡が取り合えること、連携が取れることが、どれだけすごいことなのか、と実感しました。

東北の震災や、熊本の震災など、大災害を経験した地域では、多くの人が、生き方を見直したと、
言っていたのが、少しわかった気がします。

さて、大変なのはこれから。
物流が回復するまでは、油断せずしのがなければ。

ローズオンライン - メイン

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメントする

ページトップへ戻る